二宮町百合が丘・コミュナルダイニングを利用してみました
神奈川県住宅供給公社が管理している二宮町百合が丘商店街に、このスペースがあるのはご存知でしょうか?
コミュナルダイニング
コミュナルダイニングのコンセプトは、「食」や「食文化」を通じて住民同士の交流を図るため、「地域の囲炉裏端・縁がわ」をテーマとした共用の食事をする施設です。
現在、神奈川県住宅供給公社は、老朽化と過疎化が進む二宮町百合が丘団地の再編に取り組んでいます。
メインは空き家だらけの団地のリノベーションですが、東京から電車や車で1時間ちょっとの立地にある団地の存在意義を見直し、「さとやまライフ」をキーワードに再編しています。このコミュナルダイニングや共同農園などの共同施設を整備し、住宅も地域の木材資源を活用してリノベーションしています。
さて、太平洋不動産でも、公社のリノベーション物件のご紹介をしております。公社さんやプロジェクトメンバーとの繋がりがある関係で、コミュナルダイニングを使ったお食事会に誘って頂きました。
ピザ釜が使えます
コミュナルダイニングの裏口には、ワークショップで造られたピザ釜が置いてあります。
私が到着した時にちょうど、ピザが焼きあがる所でした。
この団地再編プロジェクトの重要人物である「やきいも屋・デザイナー」のチョウハシトオル
焼きたてのピザが美味しい事は、言うまでも無いですね。^^
この日は気候が良かったので、コミュナルダイニングのテーブルと椅子を全て外に出して、外で食事をしました。
ピザ釜を使って、チキンも焼いてみました。
最高です。
皆でおかずを持ち寄り、豪華な食卓になりました。
楽しい時間はあっという間で、外が暗くなってしまいましたので、室内へ移動しました。
楽しい所に人は集まる。コミュニティーは気付いたらできているもの。
この食事会の目的は、「これからの二宮団地を考える」というのが建前でありますが、実際は、気が合う仲間が集まってワイワイ楽しんでいます。でも、これこそが重要だと思います。人は人に惹かれて集まります。楽しい所に人は集まります。コミュニティーを意図して作るのではなく、気づいたらコミュニティーが出来ていたというのが、本来の姿だと思います。二宮団地再編プロジェクトは始まったばかりです。二宮町が大好きな私はこれからも関わりをもっていきたいと思っております。変化していくであろうコミュニティーを皆様も楽しみにしていて下さい。
記事著者:店長 宮戸 淳