【売買・中古】~大磯町西小磯・露天風呂がある高級建築の古民家~
※ご成約となりました。
【大磯町西小磯・駅徒歩18分・土地233坪・昭和49年建築・116㎡・○△□万円】
現代に継承された数寄屋造り
初めてこの物件を拝見した時は驚きを隠せなかった。個人宅とは思えない贅沢な造り。まるで寺院の様な、財界人の邸宅の様な。太平洋の海原が目前に広がる大磯町西小磯の土地。恵まれた条件を生かし、233坪という贅沢な広さの土地の中に必要最低限の部屋数だけの平屋を建て、敷地の広さを楽しむ構成になっている。
この建物が取り入れている建築様式、数寄屋造り(すきやづくり)とは、日本の建築様式の一つで、茶室の雰囲気を採用した住宅様式とされ、語源の「数寄」とは和歌や茶の湯、生け花など風流を好むことであり、「数寄屋」は「好みに任せて作った家」といった意味で茶室を意味する。数奇屋大工が造る木造軸組工法の家屋。
数寄屋造りの歴史を遡ると安土桃山時代から始まる。もとは小規模 な茶座敷を「数寄屋」と呼ばれていました。当時は床の間、棚、付書院を備え、座敷を荘厳する書院造が確立され、身分の序列や格式を維持する役割も持つような時代であったが、茶人たちは格式ばった意匠や豪華な装飾をきらった。そこで好まれたのが軽妙洒脱な数寄屋だったのである。当時は庶民の住宅に使われる粗末な材料や技術をこだわりなく採用して数寄屋が成立したが、現在では特別に高価で、高度な技術を要する高級建築の代名詞になっている。 (wikipedia参照)
そんな高度な技術を要する数寄屋造りの邸宅が時代を超えてこの大磯の土地に継承されたのです。
遮るものが無いオーシャンフロントの為、これだけの開放感があります。
上から見ると分かりやすい。
233坪もの広い敷地をとても贅沢に使っている。敷地内には海を挑める露天風呂があり、海を見るためだけの専用のテラスもあるのだ。
長い時間をかけて郷土が培ってきた伝統や文化が大切に受け継がれる大磯の土地、自然的、歴史的、文化的に魅力のある町として発展してきました。どの時代にも寄り添っている風景はこの海の景色と言える。この邸宅は昔からそこに建っていたように土地に自然に溶け込みながら、新しい暮らしの舞台となっている。
NPO法人大磯町内の松並木敷地を大切にする会によって松の維持保全が行われた「こゆるぎ緑地」がすぐそばにある。松林と海岸線の眺めが美しい緑地を歩いてみると、大磯の文化の薫りがする風を感じる事が出来る。
日本文化とこの土地の歴史を愛する人が、この門扉をくぐる。
その案内役として、太平洋不動産をご指名頂けたら光栄です。
【物件概要】
所在地/大磯町西小磯(大磯駅徒歩18分)
物件価格/○△□万円
土地/773.55㎡(233.99坪) 建物/116.13㎡
築年数/昭和49年9月新築
用途地域/第一種低層住居専用地域
建ぺい率/50% 容積率/100%
公営水道・本下水・プロパンガス
取引態様/媒介