二宮町に住む前に知っておきたい10のこと

地元の不動産屋が、本音でお伝えします

「海の近くで暮らしたい。」

「自然が多い場所で子育てをしたい。」

「東京へ通勤しながら、もう少しゆったりした暮らしがしたい。」

 

そんな理由で二宮に興味を持ってくださる方が、この10年ほどで本当に増えました。

 

二宮町は、とても良い町です。

でも、どんな町にも向き不向きがあります。

だから今回は、二宮の良いところも、不便なところも、できるだけ正直にお話ししたいと思います。

 

 

 

1. 東京通勤は、思っているより普通です

移住を検討されている方から、よくいただく質問があります。

 

「本当に東京まで通勤できますか?」

答えは、「できます。しかも、思っているより普通に」です。

 

実際に二宮町から東京・川崎・横浜方面へ通勤されている方は3,000人以上いらっしゃいます。

そして二宮駅の大きな特徴が、朝の東海道線で座って通勤できることです。

 

 

 

 

実際に調べてみると、朝7時台・8時台でも座って東京方面へ向かうことができました。

「東海道線で座って通勤する」

これは二宮暮らしの大きな魅力のひとつだと思っています。

 

 

 

 

2. 駅前は、本当に静かです

初めて二宮駅に降りた方が、よく口にする言葉があります。

 

「思っていたより静かな町ですね。」

 

それもそのはずで、駅前には大きな商業施設はありません。賑やかな商店街があるわけでもありません。

 

駅の周辺を歩いてみると、少し拍子抜けする方もいるかもしれません。

 

実際、日々の買い物の中心は駅前ではなく、中里エリアにあるスーパーやドラッグストアになります。

 

 

 

 

でも、不思議なことに、

その静けさに惹かれて二宮を選ぶ人がいます。

駅に降りた瞬間の空気感。

空の広さ。

ゆっくり流れる時間。

 

「何もない」と感じる人もいれば、

「余計なものがない」と感じる人もいる。

この町を好きになる理由は、人によって少し違うのかもしれません。

 

 

 

3. 事前に知っておいてほしい「坂の町」という側面

これは、住む前に知っておいていただきたいことのひとつです。

 

二宮町は、海から山へ向かってなだらかに標高が上がっていく地形をしています。そのため、高台に広がる住宅地では坂道が多くなります。

 

毎日歩くことを考えると、この高低差は暮らし方に意外と大きく影響します。

 

一方で、その高低差が二宮の魅力を作っているのも事実です。風通しの良さ。空の広さ。

 

そして、ふとした瞬間に見える富士山や海の景色。

高台ならではの開放感を気に入って、その場所を選ばれる方もたくさんいらっしゃいます。

 

 

 

4. 二宮は、「海と山が近い町」です。

二宮と聞いて、まず思い浮かぶのは吾妻山という方も多いかもしれません。

菜の花畑。

その先に広がる相模湾。

そして富士山。

二宮の風景を象徴する景色のひとつです。

実際に暮らしてみると、この町は「海の町」というより、「海と山の距離がとても近い町」だと感じます。

 

 

 

少し歩けば里山の風景があります。

海だけでもない。山だけでもない。

その両方が日常の中にあること。

それが二宮らしさなのかなと思っています。

 

 

 

 

5. 高い建物が少ないので、空が広く感じます

二宮には高い建物があまりありません。

その理由のひとつが、町の多くが住居系の用途地域に指定されていることです。

商業地域が少ないため、高層マンションや大きな商業施設が建つ場所が限られています。

その結果、戸建てを中心とした街並みが広がり、どこにいても空が広く感じられます。

これは実際に町を歩いてみると、意外とすぐに気づく二宮の特徴かもしれません。

 

 

 

6. 車があると、暮らしの幅が大きく広がります

駅周辺や中里エリアであれば、車がなくても生活自体は十分に可能です。

ただ、二宮を満喫するなら、車があると一気に世界が広がります。

西湘バイパスや小田原厚木道路へのアクセスが非常に良いので、箱根までふらっと30分で行けますし、伊豆や御殿場も気軽なドライブ圏内です。

休日の過ごし方の選択肢が驚くほど増えるため、二宮に住み始めてから、休日によく出かけるようになったという方もとても多いです。

 

 

 

7. 同じ二宮町でも、住む場所によって表情はガラリと変わります

二宮町は、面積9平方キロメートルほどの小さな町ですが、エリアによって暮らし方は驚くほど違います。

 

駅に近くて便利な「二宮」

海と吾妻山に挟まれた「山西」

日常の買い出しが便利な「中里」

景色の良い「富士見が丘」

街並みがゆったりしている「百合が丘」

畑や緑が多い「一色」や「川匂」

 

同じ町なのに、場所によって本当に雰囲気が違います。だからこそ私たちは、

「どのエリアが人気ですか?」

という質問に対して、

「どんな暮らしがしたいですか?」

とお聞きすることを大切にしています。

 

 

 

8. 新しいことを始めやすい町です

これは数字では表しにくい部分かもしれませんが、二宮には昔から、どこか人に対する寛容さがあるように感じています。

 

移住してきた人。

新しく店を始める人。

地域で活動を始める人。

そういう人たちに対して、

「面白そうだね。」

「やってみたらいいじゃない。」

そんな空気が、この町にはある気がします。

 

実際に、この10年ほどで移住してきた方がカフェやお店を始めたり、イベントを企画したり、新しい活動を立ち上げたりする場面をたくさん見てきました。

 

もちろん、どこの町にも地域性はあります。

でも二宮は、新しく来た人が入りやすく、挑戦しやすい町だと思っています。

それは、新しく来た人や新しい挑戦を受け入れてくれる、この町の寛容さなのかもしれません。

 

 

 

9. 湘南エリアの中では、比較的手が届きやすい町です

鎌倉、藤沢、茅ヶ崎、そしてお隣の大磯。

こうした知名度の高い人気エリアと比較すると、二宮の住宅価格や家賃相場は比較的落ち着いています。

 

「湘南の空気感の中で暮らしたい。」

「でも、無理のない予算で生活も大切にしたい。」

そんな方にとって、二宮はとてもバランスの良い選択肢になることが多いです。

 

 

 

10. 正直、誰にでもおすすめできる町ではありません

駅前に何でも揃っている暮らしを求める方。

休日の賑わいや刺激を楽しみたい方。

便利さを最優先にしたい方。

そういう方には、二宮は少し物足りなく感じるかもしれません。

 

二宮は観光地ではありません。

だから、大きな人の流れもありません。

週末に道路が大渋滞することも少ないですし、どこへ行っても人で溢れているということもありません。

 

駅前を歩いていても、どこか時間がゆっくり流れているような空気があります。

それを「何もない」と感じる人もいます。

でも、その静けさや穏やかさに惹かれて、この町を選ぶ人もたくさんいます。

 

 

人混みより、空の広さが好きな人。

賑わいより、静かな日常が好きな人。

観光地に住むのではなく、暮らしやすい町に住みたい人。

 

そんな方にとって、二宮はきっと心地良い町になると思っています。

 

 

 

最後に

私たちは、不動産会社です。

でも、本当は家を紹介する前に、まず町を紹介したいと思っています。

町を好きになって、その結果として「ここに住みたい」と思っていただけたら、それが一番嬉しい。

二宮に興味を持つ理由は、人それぞれです。

ぜひ、あなたが思い描く暮らしを聞かせてください。地元の不動産屋として、二宮での新しい暮らしを一緒に考えさせていただけたら嬉しく思います。