【空き家活用】~二宮駅北口・空きテナントをリノベーション~
「二宮町内の空き家を活用して、珈琲豆を販売したい。」
というお問合わせから始まった物件探し。
お客様に二宮町内の空き家の中で、イメージが近い建物を複数件ピックアップして頂き、その後、私の方で1件1件家主を訪ねて相談しにいった所、二宮駅北口商店街にあるこちらの空きテナントのオーナーさんに、リノベ活用のご提案を受け入れて頂きました。
これは、初めてお客様と建物を内覧した時です。
この建物は10年以上前に飲み屋さんが入っていて、その後は建物の劣化もあり賃貸に出さずにそのままにしていたそうです。
お引渡し1ヶ月後
壁で塞がれていた面に大きなFIX窓が設けられていました。
内装はDIYで少しずつ綺麗になっていっています。
アメイズコーヒーハウス ビーンズショップ二宮店OPEN!
室内リノベーション完成しました!
ここの建物は、小田原・西湘地区で名が高く、ファンも多いコーヒーショップ
「amazeCofeeHouse(アメイズコーヒーハウス)」のビーンズショップになりました!
二宮町内にはコーヒー豆を購入できる場所が少ないので、朗報ですね。
「空き家放置のリスク」と「空き家活用のメリット」
劣化した建物をメンテナンスをせずに放置しておくと、台風などの風災で屋根やトタンが飛んで近隣に迷惑をかけてしまうリスクや、衛生面や景観の悪化もあります。また、特定空き家など行政の指導があった場合には、それに対応する出費が発生する事を所有者は考えておかなければなりません。
古くても、改装自由にして活用してもらう事によって建物は蘇ります。この様な駅の近くの建物であれば、活気が生まれエリアの価値が上がります。商店街の建物の所有者にはその不動産が公共財である事の責任感も持って頂きたいという想いがあります。
不動産所有者が建物を活用すればエリアの価値が上がるし、その結果として自分の建物の価値も上がります。反対に、放置してしまえばエリアの価値を下げてしまう。それを「私のものだから好きにしていいだろう。」というのは、町や町民に対して無責任と言えるかもしれません。
「二宮駅前商店街」と聞いて、活気のある風景をイメージできる人はいますか?
時間はかかるかもしれませんが、前を向いて歩き続けるしかありません。明るい二宮のイメージに向かって、ポジティブを伝染させていきたいですね。私は可能性の架け橋の役目を担います。
店長:宮戸 淳