【ワークショップ】二宮町での民泊実績報告と、今後の可能性を考える

レンタルスペース「ハジマリ」を利用した民泊実績報告ワークショップを6月30日に行いました。

 

 

二宮町のレンタルスペース「ハジマリ」で民泊を実施していました

太平洋不動産が貸主で、借主のKUMIKI PROJECTに運営をお願いしていた、だれもがお店をもてる場所「ハジマリ」。チャイ処キングの利用で知名度のある場所になりましたが、実は7ヶ月前からairbnbを利用した民泊を試験的に実施していました。

 

ハジマリは民泊で稼ぐ目的でスタートしたのではなく、昼間、カフェや雑貨屋さんなどお店にチャレンジできるレンタルスペースとしてハジマリを貸し出す際に、夜の民泊で収益をあげれば、昼間はほぼ無料に近いカタチで、はじめの一歩を踏み出すことが支えられるんじゃないかと考えられました。

 

民泊運営に必要なスタッフにも恵まれ、現在は5人でゲストとのコミュニケーション、お掃除、お布団のセット、などを回しています。

 

 

そんなこれまでの民泊運営の試行錯誤と道のりを、運営者の発案により、まとめて発表いたしました。民泊の仕組みはもちろん、売上や利益、法律まわりのことまで、実践結果をギュッとまとめて、ぶっちゃけます。

 

 

結果報告がこちら↓

報告会議資料をPDFリンクでまとめてあります。

https://drive.google.com/file/d/1bY9U0lNLDEU4Gfh9mj4y55SPPZOy16sS/view

 

資料作成:Ken emoto

 

 

 

 

 

太平洋不動産店長の私が感じた事としては、民泊は外国人とのコミュニケーションが必要となる為、運営者に語学力が必要だと思いました。また、利益を上げて事業を継続していくにはあらゆる作業でコスト軽減の努力が必要。その為には、地域の人達の協力がポイントとなってくる。そして何よりも、地域の人に理解してもらえなければスタートする事もできません。営利目的だけで民泊をしようとした場合、この地域の人達からの理解を得るのは難しいかもしれません。「民泊を通して町の魅力を伝える。町の魅力を伝えた先に宿泊場所がある。」というのが理想系と言えるでしょう。二宮町では、現在民泊プロジェクトがこの他にも進んでおります。そちらも後にお伝え致します。二宮町内に人の動きが出て、地域通貨が発生する事を期待しております。

 

 


 

以下、KUMIKI PROJECT 代表くわばらゆうき氏の言葉。

 

地域で得られたノウハウは、地域に戻す。

 

最初のリスクを引き受けて見つけられたもので、次にはじめる人のリスクが多少なり減るのなら嬉しい。

だって、町がどうとか、誰はどうとかばっかりいわず、自ら責任を引き受けて、実践する人が増えると、まちと毎日は、さらに面白くなると思うから。

 

R社で引き継がれる好きな言葉。

 

「自ら機会をつくりだし、機会によって自らを変えよ」

 

なんか楽しい機会、つくりましょう。

 


その他、この日の様子

写真提供:Hauru Yang

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次回ワークショップでお会いしましょう!